走行中、特に不調が無いがメーター内に冷却システムの故障表示が点灯したという故障のポルシェ991 911の修理をします。状況確認するとオーバーヒートを起こしている様子はありません。
サーモスタットの開閉状態、ヒーターバルブ、PDKトランスミッションクーラーのウォーターバルブの作動を点検したところ異常は見られません。エンジンクーラントシャットアウトバルブに異常が見られたので故障と判断し交換します。
この辺りの奥の方に取り付けられています。
このバルブを作動させる為の負圧を制御するソレノイドバルブも不良なので交換します。
同時にヒーターやクーラーのウォーターバルブのソレノイバルブも故障の予防交換をしました。
他に、アイドリング中カタカタと異音が発生していたので点検したところベルトテンショナーのプーリーからベルトが外れかかっていてガタ付いていたので交換です。
今後の為に予防としてテンショナーの他にベルトやプーリーやテンショナーダンパーも交換。
これで来シーズンは安心してお乗り頂けます。