シフトゲート部分にお茶をコボシテしまいその後オートマの変速がオカシイとの事でベンツの210が入庫しました。
さっそくコンピューターに残されている故障コードを呼び出してみると3つの故障内容が記憶されていました。
これをテスターを使用し一旦デリートしてみると内容が変化して下記の1つの故障コードが現存していました。
コンピューターに残された故障コードの内容も重要ですが、なにより不具合が発生したのは、
シフトゲート部分にお茶をこぼした後からというユーザーさんからの問診を授かっていますのでシフトゲート部分の基盤に不具合が発生しているのは明白です。
表面のウッドを外して内部基盤を露出させると基盤表面に水分が付着していました。
エアガンを使い圧縮空気でひたすらエアブローしてやった後、
元に戻してエンジンを始動し試乗してみると正常に戻りました。
このユーザーさんの不幸中の幸いは
コボシテしまったのがジュースなどの糖分が含まれている液体では無くお茶だった事。
多分、お茶や水以外なら基盤を交換しなければ治らなかったと思います。
自分もラーメンを食べながらパソコンを見ていてラーメンの汁が
パソコンのキーボード上に跳ねてパソコンを1台駄目にした経験があります。
オチとしては運転中の ~ながら運転は止めましょうって事です。
入庫の際に不具合が発生した状況を伝えて頂けるのは探求の早期解決の大きなヒントになる場合も有りますので
治す側の人間としては精細を御伝え頂けるのは大変助かります。
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