昨日14日に1年に一回行われる自動車検査員講習に行ってきました。
普段の業務と違い一日中の座学は中々辛いものがあります。
法規的な内容と技術的な内容と半々ですがこれから先、
自動車を取り巻く環境はどうなっていくんだろうと考えさせられる内容で暗くなってしまいました。
2代目アウディA4も10年選手になり各オーナーさんもかなり走行距離が伸びてきました。
車検で入庫でA4では定番的なオイル漏れとエンジン水温センサー交換の作業を行いました。
1.8リッターのターボエンジン、このエンジンが載ったA4は当社でも多くのユーザーさんが載られています。
タペットカバーガスケットからエンジンオイルが漏れてマフラーに掛かって煙が出ていましたので交換です。
カバーを外そうとイグニッションコイルを外すとあら!
プラグホールがエンジンオイルに浸かってました。
これでもちゃんとエンジン掛かってるのが不思議です。
こちらもこのエンジンでは定番、エンジン水温センサーです。
エンジンコンピューターにこの部品の故障入力が入ると
エンジン掛け始めに水温が低い状態でも電動ファンが高速で作動します。
あとはブレーキホースに亀裂が入っていたので交換させて頂きました。
保守的な内容で1年点検、車検を行っていますが特に輸入車は壊れる前に治すが基本だと思います。