小林です。

  1. featured
  2. 43 view

img_03671

今回はフェラーリ308クアトロバルボーレのタイミングベルト交換と、

カムシャフトシールからのオイル漏れ修理を紹介します。

img_03531

タイミングベルトは355、360と同じ2本掛けで、フェラーリの中でも比較的交換しやすく

リヤ右タイヤとフェンダーライナーを外すとでき、ちょっと作業が

面倒な事はA/Cコンプレッサーや遮熱板を外すぐらいです。

img_03541

これは1~4シリンダー側のタペットカバーを外したところで、カムシャフト

シールを交換するには348と同様でカムシャフトの脱着が必要です。

img_03551

これは5~8シリンダー側で同じ作業をしますが、エンジンフードを外し

結構狭いスペースでの作業でした。

img_03591

色々外していた部品を元に戻し、オイル漏れの汚れを綺麗にして完成。

しかし、エンジンを始動するとアイドリングが安定せず、吹け上がりが悪く

なっているので追加の故障探求になります。

img_03611

最初に点検したときは異常無しと判断したkジェトロニックインジェクションですが、

指で押しているセンサープレートが重く、動きが悪くなっています。

これはフューエルデスビ内部の汚れによる詰まりが原因と思われます。

img_03661

分解、修理が必要ですが、その前に

ガソリンタンクに注入し、燃料や燃料系統の汚れを浄化する、モチュールのフューエル

システムクリーンを使いエンジンを掛けてしばらく様子を見ていると、アイドリングは徐々に

安定し、吹け上がりも良くなり効果が体感でき修理をしなくて済みそうで、

エンジンの基本調整と試運転を行い問題がないので完治です。

.

関連記事

小林です。

今回紹介するのは、BMWのX5Mでオイル漏れの点検、修理です。このフロントバンパーの下側から漏れて来ているので、フェンダーライナーを外し点検します。…

  • 20 view

カーエアコン大丈夫ですか

梅雨時期や夏場に入る前にカーエアコンのチェックを!カーエアコンが壊れてからでは安全運転にも支障が及びます。主な故障原因はガス漏れ、ガス不足、ガスのつまり、コン…

  • 55 view

See You The Beetle!

多くの方が愛したビートルは、2019年をもって80年の歴史に幕を引きます。クルマの永遠のデザインアイコンであるビートルですから、熱心なファンの心は大いに揺れて…

  • 53 view

本日は定休日

いつもジャパントレーディングをご愛顧頂き誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、本日火曜日は休日となります。何卒、ご理解のほど宜しくお願い致します。…

  • 29 view

長尾です

カイエン車検入庫です。エンジン廻りからエンジンアッパーマウント交換、ファンベルト、テンション、アイドラプーリー交換の作業の様子です。カイエンといってもV8ターボエンジ…

  • 17 view