森本です

  1. メンテナンス・工場
  2. 200 view

森本です。今回はフォルクスワーゲンのLUPOのヒーター修理です。温風が一切出ないという依頼です。

前回はBMW x1のヒーター修理でしたが····。

水温確認、ヒーターコアまでの冷却水の温度確認。冷却水の温度と循環が正常であればあとは室内のヒーターケース内部を疑います。オーディオを外して前回のX1同様にフラップの作動を確認しましたが正常の様子。

LUPOも旧車なのでヒーターケース周りのパーツが全て取り扱い&製造終了。 無闇に分解すると関係ないパーツが破損するリスクがあるため、ピンポイントで切開して修理します。

切開して内部を見てみると、まずこれがデフロスターや足元などの切り替えフラップ。楕円の穴がありますが、これがまず異常です。本来はスポンジで覆われています。経年劣化でスポンジが飛んでいってしまってフラップの意味がありません。

そこで、アルミテープなどで穴を塞ぎフラップを製作します。手先が器用でないと無理な作業かも。切り開いた穴から指先だけで貼り付けていくので(笑)

 

先程のフラップ修理が終わったらガバっと開いて奥を見ると温度切り替えフラップが見えます。

「おまえもか」って感じでまた穴だらけのフラップです。これだとフラップが動いても温度切り替えができません。ヒーターが効かない主原因がこれでした。

 

このようにガッチリアルミテープで覆ってしまいます。

修理後はメーターで70度も上がればヒーター効くようになり、完全暖気だと熱いくらいです。ま、もうLUPOさんのヒーター修理は今後無いかも(笑)

今から18年前に当社で買ったニュービートルです。その年に生まれた長女も当然ですが今月成人になりました。走行会にこのビートルでチャイルドシートに乗せて連れていったオカッパが18歳、、、、。とうとうこれを運転するのも可能な歳になりました。

.

関連記事

台風一過

台風一過、気温は低いですが好天の札幌。今日までは冷え込むようです。北海道では積雪になっている地域もあります。みなさま走行には気を付けてください。今週末…

  • 14 view

ポルシェ 冷却システム故障

走行中、特に不調が無いがメーター内に冷却システムの故障表示が点灯したという故障のポルシェ991 911の修理をします。状況確認するとオーバーヒートを起こしている様子はあり…

  • 1635 view

森本です

インフォテイメントシステム付きのボルボにテレビキャンセラーを取り付けしました。内装トリムを無傷で分解していきます。マスキングテープや毛布が大活躍。…

  • 258 view

小林です

前回防錆塗装を紹介したベンツ w205 C200 4マチックですが、今回はTVキャンセラーとドライブレコーダーの取り付けです。電源を取るために、いかにも高額そうなセ…

  • 27 view

2020業務終了

今日で2020年の業務を終了します。1年を振り返ると業績は?ですが新しい出会いが数多くありました。輸入車が大好きでこだわりを持ったオーナーさんばかりです。…

  • 203 view