森本です

  1. メンテナンス・工場
  2. 20 view

ポルシェ パナメーラのリアブレーキローターを交換する際にパーキングブレーキシューの剥離を見つけました。パッと見ではわかりませんでしたが、手でシューを触っていると違和感があり、コンコン叩くと剥がれてきました。

原因は錆です。剥離は久々に見ました。ボルボはしょっちゅうでしたが(笑)

左右全て新品へ交換。

ブレーキシューというのは国産車だと左右4枚で5000円程度なのですが、さすがポルシェです。1枚1万円、、、、、、。すごい。

普通の車なら交換して調整して終わりなのですが、ここ数年のポルシェは違います。パナメーラもそうでしたが色々設定しないとメーター内に警告が出っぱなしになります。テスターを使って読み込ませます。

テスターと車を繋ぐと色々聞いてきます。ブレーキシューは新品か? ローターは新品か? シューは調整したか? 研磨したか? 温度は合ってるか?など。

質問にはYESかNOをポチポチしていきます。調整の部分でミリ単位の調整をして苦労したのです。が、

なんすか【研磨したか?】って、、、、

研磨なんてしてないです。研磨って??

調べた結果、テスターを使って引きずりながら慣らしを行って当たりをつけろという事らしく、営業の長坂と某所までドライブにいきテスターの指示通りに走り回りました(笑)

テスターから【準備ができたらスタートボタンを押し、時速◯◯km/h以上で走れ】という指示が出てきて、助手席の自分がテスターを操作し長坂が走ります。テスターにカウントダウンが始まりますが、基本的にカウントダウン中は止まってはいけません(!)  映画の【スピード】ように走り続けます(笑)

グルグル走り回ってようやく【研磨完了】となって、テスターの要求するものが全て揃ってようやく警告灯が消えました。ブレーキシューの交換だけで数時間使います。最近の車は大変です。

.

関連記事

森本です

社外のミラーやスポイラーなど、カーボンパーツは身近になりました。最近は純正でもルーフや室内などにカーボンパーツが使われてたりします。しかし、年数が経過してきて新品のよ…

  • 164 view

小林です

こちらは、エンジン始動不良や加速不良で修理依頼されたフェラーリ308 quattrovalvoleです。点検したところ、V8エンジンなのに片バン…

  • 252 view

2月ラスト週

昨日の札幌は暴風雪ですごい天気でしたね。一夜明け今日は快晴で気持ちの良い天気です。天気の事ばかり言っていられません。2月もラスト週に入りカウントダウンが始まりまし…

  • 15 view

ラスト5

当社は日曜日で一週間を締めます。今日が一週間の最終日です。明日、事務の女性が締めるのですが恐怖です。私は社長に絞められます。引きずっててもしょうがありませ…

  • 22 view

森本です

警告灯の点灯で入庫のQ5です。エンジンのクーリング系のフォルトが四つ。テスターで目星を付けたら、後はアナログです。現在でもテスターは不良箇所をピンポイントで当てるほ…

  • 41 view

森本です

E46 ヒーターブロア交換です。多くの輸入車のように助手席フロアに潜って交換するタイプではありません。エンジンルームからアクセスします。ブロアに辿り着くま…

  • 16 view