ベンツ7速ATのATF交換です。ATF交換自体、メーカー指定が無交換と謳われているのが多いので昔から賛否両論あるテーマなのですが今回は実験で自分の車で試してみました。画像はATミッションの内部のフィルターです。走行3万キロ後半で真っ黒でした。
フィルターを分解。真っ黒なのは鉄粉です。多板化が進んで7速や9速なんて当たり前なのですが、あまり意識されてない方が多いですが、例えば7速ATで市街地を走行していて60km/hまで加速してそこから信号などで減速して止まるまで7速から6.5.4.3.2.1速と落ちていきます。7速から飛んで1速ではありません。よって加速時も減速時もギアやクラッチの摩擦を繰り返しています。ミッションの多板化はスムーズさや燃費などにも貢献する一方で結構な負荷がかかっています。
今回は実験なのでトルコンのドレンからも排出しました。工具が入らないのでミッションを一部削っています。自分のですからいいのです(笑)
肝心なATF 交換の効果ですが、確かにスムーズになりました。すぐに慣れてしまいましたが。
例えば10万キロで乗り換えると考えた時に高額な費用とATF交換のリスクを考えると交換不要というのも間違ってはいないのかも知れません。近年のATは摩耗度や運転手の走行パターンなどに応じて学習を繰り返しています。無茶な使用をしない限り壊れることもないので検討中の方はよーく考えたほうがいいです。
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おまけ
安い道具じゃ魚がかわいそうと言われ社長から譲ってもらったDaiwaのリールです。ロッドもメルカリで買った2000円のものだったのでDaiwaの鯉専用のカープロッドを購入。
森本、とうとうカープロッド専用のロッドポッド、バイトアラーム(センサー)まで揃えました。カッコだけは1人前のヨーロッパスタイルです(笑)
GW中にゲットしたのは約70cmの太った鯉さん一本でした。今回、ヨーロッパスタイルで初めて釣ったのですが、ボイリーとアラームだけで釣るというこの釣法は今までの穂先を眺めて待つのと違った面白さがあります。今年はこのスタイルで1m超えを目指します。