今回はフェラーリ360モデナで、走行中メーターにスローダウンの警告表示
が出てエンジン不調になっているお車の点検、修理を紹介します。
SD-2テスターで診断すると左右バンクとも排気温度の故障のフォルトメモリーがあり
点検していくと両方のアンプユニットが不良なので交換させて頂きました。
他に、エンジンチェックランプの点灯は無いのですが、左バンクにO2センサー
の故障のフォルトメモリーがあるので点検すると、触媒の上流側センサーの
作動が悪いので交換させて頂きました。
このモデナは、スポーツキャタライザーが付いているのでノーマルと比べると
排気温度に差が出来てしまい、せっかくアンプユニットを交換してもスローダウン
の警告表示が出てしまう事があります。
そこで画像のビニール袋に入っている排気温度センサーのキャンセラーを
アンプユニットに取り付けることにより解消されます。
同時に一年点検を受けているので安心して乗って頂けると思います。