中井です。

  1. featured
  2. 47 view

以前使用していたパソコンが壊れた時に

後付けハードに移しておいたデータが出てきましたんでその中から御紹介を

ベンツW210

エンジン回転数が高くて戻らない の不具合

DSC02009

メーター読みで2000回転弱から戻りません。

DSC02010

エンジンコンピューターに不具合の入力はゼロでした。

DSC02012

ライブデータを見るとスロットルの開度が少し高い模様。

(回転数が高いんで当然ですけど・・・)

色々なライブデータを見ていくと

DSC02014

エンジンコンピューターではアイドリング状態でアクセル開度を検知していました。

最近の車輌では当たり前ですがW210では前記モデルでは

アクセルペダルに繋がるケーブルはペダルからエンジンに直接繋がりますが

後期モデルではエンジンルームのモジュールに繋がっています。

この構造により、細かなコンピュータープログラムの組み込みが可能になる事と

なによりアクセルペダルの踏力の軽減のメリットが得られます。

DSC02017

で、アクセルケーブルを見ると遊びがずいぶんとあったので

ユニットの軸を手で動かしてやるとなにやら引っ掛かる感触があったのを確認した後

軸を元の位置まで戻してやると

今まであったケーブルの遊びが無くなりました。

ユニットの軸の動きが渋くて戻りきらなかった為、

エンジンコンピューターがアイドリング状態を走行中と判断していたようです。

DSC02018

アイドリングも規定の回転数まで下がり、

エンジンコンピューターもアイドリング状態を識別するようになりました。

修理から5年以上経ってるんで記憶が曖昧なのですが

部品が高価なのでオーナーさんの希望により軸に充分な給脂を行い

出庫して以後不具合はでなかったのを記憶しています。

ベンツなら2005年モデル辺りを境目にして

自動車に投入されている技術というものが大幅に進化して従来の修理、探求方法が段々と通用しなくなっていきました。

現在ではディーラーでしか出来ない修理などの幅が拡がってきて

会社でも四苦八苦して探求などを行っています。

DSC_0040

相変わらず入院中です。

首の静脈にこんな感じでカテーテルを挿入してここから採血や点滴を行います。

エアコンのサービスバルブみたいなものですな。

以前、ここから菌が入って熱が出てエライ目に遭いました。

 

.

関連記事

ティグアンのご注文

ご常連様にVolkswagenのコンパクトSUV、Tiguanをご注文頂きました。悪路や悪天候下でも常に安定した走行を実現し、四季を通して軽快かつパワフルに駆…

  • 32 view

先週

先週の工場は仕事の確保がうまくいかずメカニックにも暇な時間を作ってしまいました。フロントとして失格です。改めて自分の役割の責任の重さを痛感します。今日より気を…

  • 15 view

メンテナンスinスパイダー

とても美しいフェラーリ458スパイダーのご来店。フェラーリのミッド・リアエンジン車輌としては初めて幌ではなくリトラクタブル式のハードトップを採用しています。…

  • 42 view

小林です

今回紹介するのは、キャデラックエスカレードESVでA/C効かずの修理です。ガス量は低下しているので、各部のガス漏れを点検するとエバポレーターからの漏…

  • 93 view

天気が良い日は窓みがき!

天気が良い日は窓みがき!ごしごし・ごしごし・・ジャパントレーディングの全車みがきますよ。ごしごし・ごしごし・・天気の良い日に来社したらあやまって磨いち…

  • 23 view

本日は定休日

いつもジャパントレーディングをご愛顧頂き誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、本日火曜日は休日となります。何卒、ご理解のほど宜しくお願い致します。次回…

  • 19 view