中井です。

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以前使用していたパソコンが壊れた時に

後付けハードに移しておいたデータが出てきましたんでその中から御紹介を

ベンツW210

エンジン回転数が高くて戻らない の不具合

DSC02009

メーター読みで2000回転弱から戻りません。

DSC02010

エンジンコンピューターに不具合の入力はゼロでした。

DSC02012

ライブデータを見るとスロットルの開度が少し高い模様。

(回転数が高いんで当然ですけど・・・)

色々なライブデータを見ていくと

DSC02014

エンジンコンピューターではアイドリング状態でアクセル開度を検知していました。

最近の車輌では当たり前ですがW210では前記モデルでは

アクセルペダルに繋がるケーブルはペダルからエンジンに直接繋がりますが

後期モデルではエンジンルームのモジュールに繋がっています。

この構造により、細かなコンピュータープログラムの組み込みが可能になる事と

なによりアクセルペダルの踏力の軽減のメリットが得られます。

DSC02017

で、アクセルケーブルを見ると遊びがずいぶんとあったので

ユニットの軸を手で動かしてやるとなにやら引っ掛かる感触があったのを確認した後

軸を元の位置まで戻してやると

今まであったケーブルの遊びが無くなりました。

ユニットの軸の動きが渋くて戻りきらなかった為、

エンジンコンピューターがアイドリング状態を走行中と判断していたようです。

DSC02018

アイドリングも規定の回転数まで下がり、

エンジンコンピューターもアイドリング状態を識別するようになりました。

修理から5年以上経ってるんで記憶が曖昧なのですが

部品が高価なのでオーナーさんの希望により軸に充分な給脂を行い

出庫して以後不具合はでなかったのを記憶しています。

ベンツなら2005年モデル辺りを境目にして

自動車に投入されている技術というものが大幅に進化して従来の修理、探求方法が段々と通用しなくなっていきました。

現在ではディーラーでしか出来ない修理などの幅が拡がってきて

会社でも四苦八苦して探求などを行っています。

DSC_0040

相変わらず入院中です。

首の静脈にこんな感じでカテーテルを挿入してここから採血や点滴を行います。

エアコンのサービスバルブみたいなものですな。

以前、ここから菌が入って熱が出てエライ目に遭いました。

 

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