おはようございます。
S4のコンプレッサー交換もそうですが、最近は脂っこい整備が多いです。やりがいがあります・・・・・( ̄_ ̄;)
BMW R50 MINIのオイル漏れです。初期型のMINIはパワステフルードの漏れ(後期R56は電動なので皆無です)が一番多くて、次いでエンジンオイルの漏れがあります。今回はエンジンオイルの漏れとATの漏れのダブルパンチです。エンジンに関してはオイルパンガスケットを交換。ATに関してはオイルパンでは無さそうでATを徹底的に洗浄して試運転を繰り返してようやく漏れを発見しました。画像で中央に見えるカバーからです。ここはエンジンルームの境目にあり真横にフレームが被っているので工具が入りません。画像はエンジンを少し降ろした状態なんです。
ちょっと工夫して工具を駆使して外しました。こんな感じのパーツです。走行してATを完全に暖気し、そこから停止させてAT本体が徐々に冷えだすと、このカバーの合わせ面からATFが漏れてきます。今回はガスケットを交換して様子を見ることにしました。
画像の大きなOリングがメインのガスケットです。他に小さいOリング、真ん中のクリップも交換します。外しても硬化した感じはなかったのですが、ガスケット交換後は漏れは止まりました。今後この修理は増えていくかもしれません。初期型MINIはAT本体もウェークポイントですので致命傷につながります。オイル漏れは車庫保管の方は車体下に漏れ跡を見つけることができますが、そうでない方は定期点検などで発見することが多いです。その為にも1年ごとの点検(車検・12か月点検)は非常に重要になってきます。