おはようございます。今朝は車の外気温計が5時半の時点でマイナス12度でした。今季で一番の数字でビックリしました。極寒のスタートですが、今週も張り切っていきましょう!!
これを見て車種がわかりますか?これは三菱アウトランダーのエンジンルーム。そしてこれはエンジンではありません。発電機に該当するものです。
これがエンジンです。プラグインハイブリッドなのですが、もう何が何だかわかりません(笑) HIDで感電して体が硬直した経験から電気関係は怖く、下手に触ることができない車で危険なのであまり触らないようにします・・・。 今回はENDOXでの入庫です。
これはリアのトランクルームのフロアです。新車ですから綺麗ですが北海道の冬の高速を数回走れば春には錆びてくるでしょう。いかんせん防錆処理が雑で甘いのです。よく見てみるとブレーキのバックプレートは何も処理がされていなかったり、細かい部分は手を抜いているのがわかります。ま、塩カルを撒かない地方だとこれでOKかも知れませんが、このままだと一回目の車検時には錆が出てくるのは間違いないです。
ENDOXで処理するとこんな感じになります。 森本は変態なので見える部分以外のフレームの上、中、配線の束の裏、プレス部分の縁・・・などの部分をLED照明や鏡を使って先にENDOXで埋めていきます。なので施工後にスタンドなどの他の業者さんに見てほしいというか自信があります。下回り塗装の専門店は別として、通常の下回りペイントとは全く違うのでぜひ見せびらかしてください(笑) そのため、森本は養生に3時間以上かかります。前回も書きましたが思い切り吹き付けるにはそれくらい養生をガッチリしないと無理なのです。
リアタイヤのフェンダー前です。処理をしていない車がまず錆びている部分です。ここは何も処理されていません。この車が最初から防錆処理をしているのはフロントのホイールハウス内の見える部分、フロントサブフレームの左右の固定部分、そしてフロア中央の巨大なバッテリーの下部くらいです。
こんな感じになりました。バッテリーの構造がよくわからず、ビビって配線部分やカプラーは養生してペイントしてません(笑)
ペイント前。新車ですから今だけは綺麗です。この辺りは欧州車だと新車時から防錆処理がされているものもあります。
ここはこんな感じになりました。画像ではカバーが付いてますが、作業はもちろん外して行いフレームは丸ごとペイントしてます。
新車時にこれだけやっても数年後にはあちらこちらで錆は絶対発生するのですが、何も処理しなかった車と比較すればやってよかったと思うはずです。最近は国産車の新車の作業が多いのですが、いくら機能が充実して立派に見えても下回りは???なのです。下廻りを見るとコストダウンの影響がはっきりわかります。フレームと足廻りの構造、プレスや防錆処理などです。この辺りはやはり現在になっても欧州車の方がしっかりしているなと感じます。
ENDOXは現在キャンペーン中でお安く提供させて頂いています。国産車の方(特に軽自動車!!)は早めに防錆処理を行うことを御勧め致します。