小林です。

  1. featured
  2. 21 view

今回はBMW120で、時々加速しても吹け上がらないという

症状の点検、修理を紹介します。

DSC_0163

試乗してみると一度だけ症状を確認しましたが、まるでタイヤが

スリップを起こしていないのにトラクションコントロールが効きっぱなしの様です。

テスターで診断すると2件のフォルトメモリーがあり、

フロント右側とリア左側の車速信号に異常があるでそれぞれ点検します。

DSC_0152

これはフロント右側のホイールハブですが、ここに車速を拾うスピードセンサーと

ハブベアリングと一体のセンサーリングあります。

DSC_0153

スピードセンサーとその配線までは異常無く、このハブベアリングが不良

なので交換。

DSC_0162

リア左側も同じ点検を行なった結果、こちらもスピードセンサーまでは

異常ありません。

DSC_0161

右側が車に付いていた物ですが、ギア状のセンサーリングがドライブシャフト側

にあり酷く腐食しています。これでは車速信号を拾えないので左側の中古では

ありますが綺麗な物と交換しました。

フロントは部品の問題ですが、リアは腐食が故障原因です。これに限らず腐食により様々

な故障の原因になりますので車の下廻りの洗車と

いつも紹介しているエンドックスの防錆塗装をお奨めしますので御連絡ください。

.

関連記事

メンテナンスのお誘い

クルマのトラブルを未然に防ぐことを目的にした点検整備を只今リーズナブルにおこなっております。当店は北海道陸運局指定工場です。搬送車での引き取り納車、代車や…

  • 124 view

メンテナンスにようこそいらっしゃい

当店のメンテナンスを気に入ってもらい、日頃より遠方の方も含め、大勢のご入庫を頂き心より感謝申し上げます。雪国の整備工場だからこそ判る特別なメンテナンス…

  • 133 view