小林です。

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今回はBMW120で、時々加速しても吹け上がらないという

症状の点検、修理を紹介します。

DSC_0163

試乗してみると一度だけ症状を確認しましたが、まるでタイヤが

スリップを起こしていないのにトラクションコントロールが効きっぱなしの様です。

テスターで診断すると2件のフォルトメモリーがあり、

フロント右側とリア左側の車速信号に異常があるでそれぞれ点検します。

DSC_0152

これはフロント右側のホイールハブですが、ここに車速を拾うスピードセンサーと

ハブベアリングと一体のセンサーリングあります。

DSC_0153

スピードセンサーとその配線までは異常無く、このハブベアリングが不良

なので交換。

DSC_0162

リア左側も同じ点検を行なった結果、こちらもスピードセンサーまでは

異常ありません。

DSC_0161

右側が車に付いていた物ですが、ギア状のセンサーリングがドライブシャフト側

にあり酷く腐食しています。これでは車速信号を拾えないので左側の中古では

ありますが綺麗な物と交換しました。

フロントは部品の問題ですが、リアは腐食が故障原因です。これに限らず腐食により様々

な故障の原因になりますので車の下廻りの洗車と

いつも紹介しているエンドックスの防錆塗装をお奨めしますので御連絡ください。

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