中井です。

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これからの季節、朝の始動時にフロントガラスの曇りを除去する為にヒーターは不可欠ですが、
ヒーターを入れていても一向に曇りが除去出来ないなどの不具合が出るケースがあります。
推測される原因としては何箇所かありますが先日、この不具合の原因の一つ、ヒーターコアと呼ばれる部品のの交換修理をさせて頂きました。
このページで以前、森本氏が記述した交換を今回、私が作業する事になりました。
車はフォードブロンコ、走行距離26万キロ強です。   室内バラバラ状態。

実はこの車去年、冷却水が循環する系統のパーツのほとんどを交換しています。

こんな感じで車両からケースごと取り外します。

手前に見えるのが新品部品です。
ヒーターホースやウォーターポンプ、ラジエターなどエンジンルームの中に納まる冷却系のパーツを新品交換しています。
最近、走行中にフロントガラスが非常に曇るという事で今回のパーツ交換作業を行う事になりました。
幾つかある構成部品の中でのほとんどを新品交換した為、
全体的に劣化していた状態から交換していない部品に集中的に力が加わり今回の部品交換に至ったと推測されます。

上部の緑色の部分が漏れ出した冷却水です。

これが暖かい風と一緒に室内へ送風されるので特にフロントウィンドゥの曇りを取ろうとしたら逆にクーラントの成分がガラスに付着して視界不良を招いてしまいます。
室内バラバラ状態。

こういったトラブルを未然に防ぐ事を告知する事が整備士としての役割の一つだと思いますので今回の整備は非常に勉強になりました。

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