森本です

  1. メンテナンス・工場
  2. 233 view

社外のミラーやスポイラーなど、カーボンパーツは身近になりました。最近は純正でもルーフや室内などにカーボンパーツが使われてたりします。しかし、年数が経過してきて新品のようにツルツルピカピカではなくなっているカーボンパーツを目にすることがあります。画像はある車種のカーボンパーツの新品状態。

そしてこれが3年後。艶がなくなり白ボケ(白化)しています。

カーボンパーツというのはペラペラなカーボン繊維を形成する型に合わせて貼り付け、透明な樹脂(ゲル)で固めて作られていますが、この樹脂は紫外線に弱いのです。 安いパーツの場合は最終工程でその樹脂を磨いて光沢を出して終わりです。カーボンパーツでも何年も光沢を維持している場合はカーボン柄という偽物カーボンか(笑)、仕上げた後にトップコートというクリア塗装で保護して仕上げています。

これは上の2枚の画像のパーツと同じものです。完全に光沢が戻っています。劣化したカーボンであっても樹脂の表面を研磨してクリア塗装すれば復活します。場合によっては新品状態よりも光沢が出ます。だからカーボンの劣化は諦めないでください。また、現在カーボンパーツの劣化などの前兆が無い場合でも「予防」としてのクリア塗装はお勧めします。

あ、間違ってもクリア塗装されていないカーボンパーツにワックスなど石油系溶剤が入ったコーティングはしないこと。一時的に光沢が出るだけで劣化を促進させるだけです。

.

関連記事

連休中も営業してます。

ゴールデンウィーク中は、ドライブには最高の天候になりそうだ。爽やかな風、乾いた空気。北海道の春は最高だぜ!と・・いうわけで、ドライブに…

  • 38 view

小林です

今回は、お客様からのご依頼でアウディQ5にローダウンサスキットの取り付けです。サスキットは、ビルシュタインのショートストロークダンパーとアイバッハのスプリングで組み合…

  • 35 view

ENDOXを施工しました。

新車のX3にENDOXを施工しました。現行X3(F25)は足回りにアルミ材をほとんど使ってません。近年のBMWはアルミフレーム、アルミのナックルにアー…

  • 1863 view

小林です

今回、フェラーリ360 スパイダーの修理です。トランスミッションの警告灯が点灯し、ギアが何処にも入らずニュートラルのままになっています。まずはF…

  • 267 view

小林です

こちらは、エンジン不調によるエンジンチェックランプ点灯の故障修理を依頼された、ミニクロスオーバー クーパーSです。チェックランプは点灯したままで、試運転すると時々加…

  • 27 view

今日も急ピッチで施工しています

下回りサビ保護・ENDOX今日も急ピッチで施工しています。クルマをサビから守りたい!その願いから只今ロープライスで引き受けています。まだ施工していない…

  • 24 view