W211の警告灯&エンジン不調です。他店で直した形跡がありましたがセカンドオピニオンで入庫。
エアマスと触媒の故障が入力されてました。が、それらは交換済みとのこと。そうすると、その故障が入力された原因を違う視点からみていきます。ここからはアナログです。インマニから生えるバキュームホース3本と、
インマニの継ぎ目3ヶ所からエア吸い。これによって上流にあるエアマス測定値と実際に入る空気が違ってしまい燃料が薄くなり失火(エンジン不調)。この年式の車のECUはエア吸いなんてわかりませんから、ECUはエアマスが故障と判断して警告灯を点灯させます。そして今度は燃料が薄いので触媒が破損しているかも!と判断して故障を残すわけです。
自動車の故障診断機は凄く進化してますが、テスターの結果だけで交換するパーツを判断すると痛い目に遭います。結局はテスター診断してアナログ診断もすることで早く確実な整備になります。