Ferrari 250GT BOANO
1956年 ENGINE V12 60° OHC POWER 240HP
7.000RPM TOPSPEED 252KM/H
250GT BOANOは、当時デザイナーであり生産者あるピニンファリーナに
生産能力が不足していたことにより、
コーチビルダーであったマリオ・ボアーノに生産が委ねられたものです。
やがてボアーノがフィアットに移籍すると、
義理の息子にあたるエツィオ・エレナに250GTは受け継がれます。
今回の250GTはアルミボディでエレガントなロールーフデザインを
採用している初期に製造された作例の1つです。
エンジンはコロンボシリーズTipo112。
これはレースカーとして1952年のミッレミリアに投入された250MMの
わずかにデチューンされたバリエーションでした。
ピニンファリーナのデザイナーの1人であるボアーノが率いるカロッツェリアでの生産は、
合計67台
大規模なコンクールに度々登場する名車です。
現在に至るまで、
その美しい姿を留め楽しませてくれることに感謝です。