なんか見辛いというか解りづらい画像ですが、これはアウディの室内の天張り部分です。ワーゲン系はとくにですが天張りの生地が経年劣化で垂れ下がってきます。部分的に浮いてくるのは放置できますが画像のようになると運転していると頭に天張りが当たってしまいます(笑) 笑えませんが。このアウディ(8E S4)は天張りを脱着し張り替えて終了となりました。張り替えた生地は日本製ですので耐久性があります。これはポルシェのカイエンですが、これまた天張り修理になります。森本、1ヶ月の間に先程のS4とカイエンの天張り脱着です。
トホホ・・(;´д`)
アウディと違ってカイエンは天張りを下ろすのが大変です。基本的に天張りはABCすべてのピラー部分を外すことから作業が始まるのですが、ピラーと内張りがパズルのようになっていて脱着は大変なのです。無理矢理だと内張りに傷が付いてしまいますので。
でっかい天張りが外れました。あとは張り替えて逆工程で終了です。最初にワーゲン系が多いと書きましたが、ポルシェと言えどもカイエンもまたトアレグやQ7といったワーゲン系の兄弟車(ベースは全く同じ)なのでトラブルは避けられないようです。
天張りの垂れは天張りのベースとなる部分と生地が剥がれるのではなく、生地の裏面にあるスポンジ部分と生地が剥離するのです。だから生地がダメなんです。湿気に弱いようなので日本の気候だと仕方ないかも知れません。