今回紹介するのは12検でお預かりのフェラーリ348tbです。
点検項目に則り各部を入念にチェックします。
ウォーターポンプよりクーラントが漏れているのを発見したので、
修理します。ポンプはタイミングベルトで回転させているので外す必要があり
エンジンの脱着になります。
一度ポンプを修理した跡がありますが、漏れていたので
今回は交換はさせて頂きました。
これはサーモハウジングでウォーターホースが入るユニオンパイプですが、
ホースの当たり面がガタガタで液状ガスケットが塗られています。
これは交換しなければなりません。
部品は本国オーダーの為パイプを作成しています。
こちらはホース側でピンボケが酷いですが、液状ガスケットが
溜まっているので交換します。
純正ホース1本と社外ホース8本セットの部品代があまり変わらないので、
了解を得て社外のホースセットに交換しました。
社外とは言え日本製のシリコンホースなので丈夫です。
こちらのラジエターホースも同時に交換。
エンジンを車に積み漏れが無い事を確認し、エンジンルームを綺麗にしました。
こちらはフロントの車高調整をしているところで、ご要望により
10㎜上がるように調整します。
これでアライメント調整を行い完成です。