おはようございます。森本は重度の花粉症なので辛い時期です。今日も白樺花粉が大量に舞っています。花粉症の方はマスク、アレグラを忘れずに出勤しましょう! そして車はポーレンフィルターをコマ目に交換しましょう(笑)
W203 ベンツCクラスのヒーターケースに付いているフラップモーターです。数カ所にモーターがあり、画像のモーターの場合は足元の送風フラップを動かしています。 これがまた良く壊れるのですが症状としては異音や送風の切り替えができなくなるなどがあります。今回は異音でしたが画像のモーターに付いている白い部分。モーターとフラップをリンクしているココが割れるのです。モーター本体も壊れることがありますが、ほぼ先にリンクが割れます。交換作業はとても大変でダッシュボードを全バラにする必要があります。リンク自体は数千円なのですが工賃が・・・。w203では定番の修理ですがそのまま放置している方も多いらしいです。
上が割れたリンク。下が新品です。肉厚が増して対策品になっているのがわかります。これでしばらくは安心だと思います。モーター側が壊れるのはこのリンクが割れて引っ掛かりが生じて負荷がかかるか、モーターが空回りしてしまい、”閉じ”と”開き”の位置が解らなくなってモーターの静止が効かなくなり負荷がかかるためです。ダッシュをバラバラにする工賃を考えればモーターも同時交換した方が良いでしょう。リンクを変えて弱ったモーターがこの対策された強靭なリンクを動かしても今度はモーターが壊れてまたダッシュをバラバラにすることにもなりますから。笑えません。
実は今回、森本はダッシュを外すことなくこのモーターを外しています。モーターの手前にはダッシュの骨組みがあって外すのはあり得ないのですが、足元のフラップモーターに関しては可能なのがわかりました。w203のヒーターからの異音で放置されている方はご相談ください。ダッシュを降ろさずに交換できます。足元フラップ限定ですが(笑)