車と呼ばれる乗り物には
様々な箇所でゴム製の部品が使用されていますが代表的なのがタイヤだと思います。
ゴムですから使用を続ける事により消耗していきますからやがて交換の必要が生じてきます。
上記の画像の様にスタッドレスタイヤを
夏の履き潰しとしてここまで使うのは非常に危険です。
消耗品ですから距離が延びれば消耗するのは当然ですが
使用距離が少なくても経過年数で劣化は進んでいきます。
タイヤは決まり事で表面上の表記を見れば
製造された年式が判る様になっていて
上記のタイヤは2000年の22週目に製造されたタイヤという事です。
14年経過しているタイヤなので表面上はそれなりに微細な亀裂がありますが
使用にはさほど問題無い感じがしたのですがタイヤの裏側はこんな状態に・・・
ドライバーなどで溝の部分を突けば間違いなく貫通するでしょう。
高速道路を長時間走行すればバースト間違い無しです。
御自分でタイヤ交換される以外のオーナーさんが
タイヤの裏側を見る機会は滅多に無いと思いますので、
工場に入庫して頂いた車輛で危険性が伴う車輛があれば即座に御連絡させて頂いています。
自社のユーザーさんに上記の様に酷い状態で乗られているユーザーさんはさすがにおられません。
新規で御入庫頂いた車輛や
業者さんが仕入れてきた車輛などに稀に装着されているのを見かける程度ですが。
日常点検では中々気が付かない部分でもあります。
前回公開したチェロキーの電動ファンリレー
本国オーダーだったのですがやっと入庫しました。
上記の形状が下記の形状に変更になっています。
放熱性を考慮しての形状変更なのでしょうが
何故最初から下記の画像の形状にしないのでしょうか?
電動ファンがキーを抜いても廻りっ放しという症状でしたが交換後は無事、完治してくれました。