森本です

  1. featured
  2. 17 view

おはようございます。今日は小ネタ2連発です。

DSC_0030 (1)

ポルシェ993のステアリング内部のフレームです。この上にエアバッグが乗っています。

この車両の場合、クラクションの反応が良すぎて軽く触れただけで鳴ってしまったり、段差で鳴ったりとやましい症状でした。それでこのフレームを交換です。

フレームの四隅に丸いブッシュがありますね。

DSC_0029 (1)

993の場合、クラクションを鳴らすにはエアバック本体を押し付けるようにしますが、押し付けて戻ってくる反力はこの丸いブッシュで行っています。ゴムの弾性を使っているわけです。しかし、画像のように劣化して千切れてしまうと押しても戻ってこなかったりします。

DSC_0026

ブッシュのみの交換はできませんので結局はフレームを交換するのですが、画像のように新品は形状が違っていて強化されています。

このフレーム、もう国内在庫はわずからしいので予防として交換されたい方は御早めに・・・・。

DSC_0021

変わって、これはゴルフのTSIエンジンのパーツです。クーラントが循環している重要なパーツなのですが、ポッキリ折れてしまっています。

DSC_0022

断面が全他的に茶色くなっているのはクラックが広がってから時間が経過している証拠です。この車の場合、このパーツの下側(ミッション上部)にゴッソリと赤いクーラントの塊がありました。ジワジワと漏れていたと推測できました。

DSC_0027

このパーツの名称は「Tピース」と言うそうです。どう見ても「Yピース」なんですが・・・・。 この小さなパーツも上に書いた993のパーツ同様に形状が変更されています。ただ、個人的にこんな高温になるエキマニの横に樹脂パーツを使うことが??です。どうせなら形状よりも材質を変更すべきです。これ書くと怒られますが、最近の車はエンジンルームに樹脂パーツを使い過ぎなのです。コスト、リサイクル含めてそうなっています。 なので昔の車以上に12か月点検などの定期点検・予防整備が大事になってきます。自分の経験上、本当の話です。

.

関連記事

防錆エンドックス施工の勧め

下回りに発生する錆の脅威からボディを守る目的でゴム系アンダーボディコーティング剤、エンドックスの施工をお勧めしています。エンドックスはトルエン・キシレンを…

  • 13 view

アウトレット販売!BMW X3 20d Xライン

当店のお客様が大切にされていたX3、今回下取りで入庫です。基本長距離走行でのご使用でしたので走行距離は伸びていますがコンディションはとても良い状態です。今…

  • 208 view

本日は定休日

いつもジャパントレーディングをご愛顧頂き誠にありがとうございます。誠に勝手ながら本日火曜日は休日となります。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。次回お逢…

  • 32 view

小林です

私達は車の定期点検で行っている事の中でタイヤの磨耗や亀裂の状態を見たり。空気圧の調整を行っていますが、その空気圧でたまに見かけるのは空気漏れでタイヤに異物が刺さってパン…

  • 17 view

小林です

今回は、最近作業した個人的に好きなサス交換を紹介します。マフラーの出口が4本であること以外外観からは知らない人には見分けが付かないこのM5、V10、40バルブ、50…

  • 19 view