森本です

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これは車検でお預かりした3Bのパサートなのですが、画像の様にヘッドライトが相当くすんでしまっていてライトを点灯してもキセノンなのに本来の明るさが出ません。ヘッドライトの黄ばみは樹脂レンズの表面を保護しているクリア層が紫外線によってダメージを受けて劣化しているからで、クリアが広範囲で剥がれれていけば細かい無数の傷となって全体的にボヤけてきます。この症状が近年の車に多いのは樹脂の材質自体のコストダウンによるものです。 対策としては交換が第一。予算が無い場合は補修となります。磨いてクリア層を取ってしまい、クリア層に代わるもので表面を保護します。これ以外にありません。当社でも色々試しているのですが状態によって溶剤を使い分けてます。

ケミカル基地外の森本が最新のケミカルをテスト中。 これは怪しげな青い液体1本で研磨と保護が1工程で済むというものです。インチキ臭いな~と思って作業してたのですが・・・・・・ん!?

これ凄いかも。笑ってしまうほど楽に作業できて完全ではありませんがここまでクリアになりました。劣化が激しい部分は別の溶剤で処置しましたが充分綺麗になりました。これだけでライトの明るさ感は全然違います。 ただし!一度剥がれた本来のクリアと違って当然ですが耐久性がありませんので定期的な処置が必要です。少しでも長くクリアを維持したい場合は雨で濡れたまま放置しない、回転ブラシ式(モップも)の洗車機にかけない、できるだけ屋内に駐車するなどの紫外線対策が必要です。 ついでに書きますとライトやレンズ類ににワックスをかけるとピカピカになりますが、近年の車の樹脂レンズにはかけないほうがいいです。ワックスの成分で保護剤の劣化が早まるからです。日常的にかけている車はテールレンズでさえワックスなしでは白っぽくなっているはずです。

車の前後左右に付いているレンズ類は洗車時にあまり気を遣わない部分ではありますが、硬い塗装のボディと違って樹脂レンズは大変傷が付きやすく、それこそ本来はネルなどで優しく扱わないといけない部分でもあります。 気をつけましょう。

 

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