おはようございます。今週は気温が高く経過するようです。今週も張り切っていきましょう!
プジョー1007のパワーウインドウ修理です。両側電動スライドドアという、失礼ながら「おいおい大丈夫か?」と思えるスタイル(技術も・・・)なのです。ドアが大きい分、当然ウィンドウも大きくてパワーウインドウのレギュレーターやモーターに掛かる負担も大きいので故障しやすいのです。この辺りはニュービートルも同じです。
こんな感じで開閉するので、パワーウインドウの修理といってもドアを開けたまま内張りを外して・・・・という作業はできませんので、このスライドドアを開けたり閉めたりしながら作業します。この車、スライドドアも壊れやすいので少々気を遣いながらの作業で大変なのです。今回はレギュレーター本体のガタでモーターにも負担が掛かってしまい、モーター自体が不動となってしまいました。レギュレーターとモーターはセットなのでメーカーも同時交換を強制的に推奨しているのかもしれません。
不思議なもので同じような修理車輛が立て続けに入庫します。プジョーを直したと思ったら今度はワーゲン・POLOのパワーウインドウ修理です。
ゴルフもそうですが、パワーウインドウは凄く弱いですから開閉時に”ダブル押し”と言われる開け閉めが終わった後に最後もう一度スイッチ操作する行為はやめましょう。欧州車のパワーウインドウが壊れやすいのはウインドウと支える部分が壊れやすい樹脂でできている為で、これは万が一の話ですが異物を挟みこんでしまってもレギュレーターが壊れてガラス自体を損傷させないためと閉じ込められた時の救出時を考えているという説があります。どちらにしてもウインドウからの異音やスピードが異様に遅いなどは故障の前兆ですので早めの修理が理想です。これから冬なのでウインドウの故障は大変なことになります。