当社の 点検の内容の続きで今回は緩衛装置、走行装置の点検を記します。難しい言葉を使いましたが足回りの点検になります。車軸のがた点検、車輪の振れ点検、タイヤの状態点検 (亀裂・損傷・空気圧・摩耗)サスペンションの状態点検、ショックアブソー バーの状態及び取付点検、アーム類他ブッシュ状態点検他です。簡単に説明する と乗り心地とコーナーリングなどでの安定を保つのが主な役割です。ユーザー さんがタイヤに関する意識も低い傾向かなと感じます。残溝が少ないのにもう 少し履く。夏なのにスタットレスを履きつぶす。など、たまに耳にすることが あります。又溝は残っているが年式が古いためヒビ割れ、ひどいのは亀裂を起 こしているタイヤもあります。このような状態を知らないで乗っておられる ユーザーさんもいるのも現状かな。非常に危険な状況です。当り前ですが、擦り 減ってきたタイヤは滑りやすく特に雨の日などは特に危険です。又、夏のス タットレスの使用も通常の夏タイヤと比べるとゴム質が柔らかす、タイヤの粘り がないようで滑りやすくなります。スタットレスタイヤは雪の上を走行するの に研究、開発されたタイヤで夏仕様は危険です。ヒビ、亀裂の入ったタイヤも 超危険です。タイヤバーストの可能性が一番高いです。高速道路使用でバース トなど想像を絶します。足回りで言うと、ここ数年多いのがサスペンションの 折損が多いです。融雪剤による影響が大ですね。東北以南ではこのような事が 無いと聞いています。特にRサスそ折損が多いです。気が付かないで乗られて いるオーナーさんがほとんどですね。これも非常に危険な状態での使用になり ます。フロントサスが折損した場合は超超危険な状況になる事があります。現 在の多くの車両のフロント足回りはストラットタイプになっており、上部と下 部ではサスペンションの径が、下部の方が細くなっています。ロアのサスペン ションの皿部も小さくなっており、この為サスペンションが径の大きい部分で 折れますと下皿を通り越しタイヤに接触しタイヤバーストを起こし超危険で想 像を絶します。予防としては定期的な点検と下回りの小まめな洗浄が久賀的で す。御自分での点検としてはリヤであれば左右の車高の違い確認、又低速走行 でのリヤよりの異音(段差などでギシ~音)などに注意して下さい。当社ではこの様な点検(記載は一部です)をしてユー ザー様が安全、安心して車両をお使いできるように点検整備をさせて頂いてい ます。そして当社では何度もお勧めしている下回りの洗浄とエンドックスペイ ントをお勧めしています。サスペンション以外の足回り構成パーツに有力です よ。(皆様が想像するよりもはるかに錆が来ていますよ)足回りの点検内容はまだ~ありますので次回続きを書 かせていただきます。
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フロン ト HANDA
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