今回は、フェラーリF512Mでウォーターポンプのオーバーホール作業をしたので紹介します。
このポンプは一般的なファンベルトやタイミングベルトから動力を得る物では無く、クランクシャフトから直接チェーンで回されます。
ポンプからの水漏れは無く今回は予防整備で作業させて頂いたのですが、画像のように分解するとシャフトやベアリングに損傷は見られなかったのでメカニカルシールとオイルシールの交換のみで終わりました。
作業はエンジンを降ろさないとできないので、タイミングベルトやタペットカバーパッキン等の交換も同時に行っています。 いつも言っている事ですが、お客様に整備の必要性を訴えてより安全で安心される整備を日々目指しています。