森本です

  1. featured
  2. 25 view

先週の更新で書いたとおり二台の911を復活させました!

こちらは6年ぶりの復活。燃料が満タンな分、ワニスによる堆積物が多くて大変でした。この車両、純正RSショック(ピロアッパー)が付いているので足がかなり締め上げられてます。

ブレーキに若干の引きずりが見られたのでローターの研磨と同時にキャリパーもOHしました。ポルシェのブレーキは「宇宙一のブレーキシステム」と言われるほど車重に対してオーバークオリティなのですが、その主となるのがこのブレンボキャリパーです。画像のように上と下でピストンの大きさが違っていて「異径ピストン」と呼ばれます。ここでウンチクですが、なぜ異型なのかというとパスカルの原理で径の小さなピストンは作動が早く初期のブレーキ動作で働くためコントロールがしやすいという点。もう一つはローターが侵入する側(キャリパー上部)はどうしてもパッドの減りが早くなるために上に小さいピストン、下を大きなピストンにする事でパッドにかかる圧力を均等にする効果があります。どちらも聞いた話ですが・・・。

こちらは5年ぶりの復活。こちらも同様にラインの堆積物は多かったのですが、タンク内の堆積物は少なかったようです。今回勉強させていただいたのは長期保管する際は満タンとかではなく「動かす」事が重要だということ。改めてわかったのは燃料を満タンにすれば結露しないので錆による心配は少なくなり・・・・・これは確かにそうですが911は樹脂製タンクなのでタンク自体は腐食しません。今回の2台も腐食していたのは燃料ゲージの内部と底にあるスチール部分だけでした(これによってゲージは使えなくなってしまいました)。 満タンにすれば結露の防止にはなりますがその分ワニスが下に溜まる量は多くなるということです。そして燃料ライン内では動かないガソリンが酸化してワニスが溜まります。時々エンジンを始動させることでライン内でガソリンが動き、ワニスによる詰まりは予防できます。 放置している車があったら時々動かしましょう!(森本も冬眠から覚めない2年モノのアウディがあるので人事じゃないですが)

おまけ

関係ないですが、今回大活躍したベンツの燃料ポンプです。これを先に仮付けで組み付けて洗浄剤入りのガソリンを回してライン洗浄しました。堆積物が残っていた場合、新品の燃料ポンプを取り付けても再度詰まってしまう危険があるからです。 今回は2台ともスムーズに作業が進みましたが、整備の中では色々な工夫をしていました。

 

.

関連記事

2023年夏季休暇のお知らせです

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。誠に勝手ながら本年度の夏季休暇を以下の日程で実施させていただきます。夏季休暇 8月13日(日)~ 8月15日(…

  • 112 view

暖かくしてお過ごしください

札幌市は市内のインフルエンザの患者さんが基準値を超えたため、インフルエンザ警報を今シーズン初めて発表したようです。手洗い・うがいの徹底、そして何より、暖かくし…

  • 91 view

2月のスタートです。

月初ルーティンである磨きで、ピッカピカになったテスタロッサをバックに気持ちよく2月のスタートです!今月もみなさまへの感謝を込めてスタッフが様々なプレゼント…

  • 49 view

下取り車での入庫です

BENZ C200 アバンギャルド AMGスポーツパッケージ売約済みになりました。2013年2月登録、走行7,800キロ、車検新規、オブシディアンブラック…

  • 37 view

東日本大震災から9年

2011年3月11日、東北地方を中心に未曾有の被害を引き起こした東日本大震災から9年。震災で犠牲となられた方々、そしてそのご家族の方々に改めてお悔み申し上げます。3.…

  • 23 view

タイヤ交換の時期が来ました。

札幌市内では日中日陰になる場所に雪が残っているだけで幹線道路では夏タイヤで走行可能な季節が来ました。夏タイヤへの交換の為の車両がポツポツ入庫してきています。近年、道…

  • 23 view

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。