森本です

  1. featured
  2. 20 view

先週の更新で書いたとおり二台の911を復活させました!

こちらは6年ぶりの復活。燃料が満タンな分、ワニスによる堆積物が多くて大変でした。この車両、純正RSショック(ピロアッパー)が付いているので足がかなり締め上げられてます。

ブレーキに若干の引きずりが見られたのでローターの研磨と同時にキャリパーもOHしました。ポルシェのブレーキは「宇宙一のブレーキシステム」と言われるほど車重に対してオーバークオリティなのですが、その主となるのがこのブレンボキャリパーです。画像のように上と下でピストンの大きさが違っていて「異径ピストン」と呼ばれます。ここでウンチクですが、なぜ異型なのかというとパスカルの原理で径の小さなピストンは作動が早く初期のブレーキ動作で働くためコントロールがしやすいという点。もう一つはローターが侵入する側(キャリパー上部)はどうしてもパッドの減りが早くなるために上に小さいピストン、下を大きなピストンにする事でパッドにかかる圧力を均等にする効果があります。どちらも聞いた話ですが・・・。

こちらは5年ぶりの復活。こちらも同様にラインの堆積物は多かったのですが、タンク内の堆積物は少なかったようです。今回勉強させていただいたのは長期保管する際は満タンとかではなく「動かす」事が重要だということ。改めてわかったのは燃料を満タンにすれば結露しないので錆による心配は少なくなり・・・・・これは確かにそうですが911は樹脂製タンクなのでタンク自体は腐食しません。今回の2台も腐食していたのは燃料ゲージの内部と底にあるスチール部分だけでした(これによってゲージは使えなくなってしまいました)。 満タンにすれば結露の防止にはなりますがその分ワニスが下に溜まる量は多くなるということです。そして燃料ライン内では動かないガソリンが酸化してワニスが溜まります。時々エンジンを始動させることでライン内でガソリンが動き、ワニスによる詰まりは予防できます。 放置している車があったら時々動かしましょう!(森本も冬眠から覚めない2年モノのアウディがあるので人事じゃないですが)

おまけ

関係ないですが、今回大活躍したベンツの燃料ポンプです。これを先に仮付けで組み付けて洗浄剤入りのガソリンを回してライン洗浄しました。堆積物が残っていた場合、新品の燃料ポンプを取り付けても再度詰まってしまう危険があるからです。 今回は2台ともスムーズに作業が進みましたが、整備の中では色々な工夫をしていました。

 

.

関連記事

森本です

今日は当番で出社しております。エリーゼさんです。ガラス交換を外注へ御願いしたのですがそのままでは作業できず戻ってきました・・・。ガラスの下部がフェンダーに被ってい…

  • 14 view

小林です。

今回は、VWトゥアレグで走行中下回りでコトコト異音が発生するという依頼で点検、修理をしたので紹介します。試運転をして異音を確認しリフトアップすると、やは…

  • 18 view

来週の営業日に関するお知らせです

誠に勝手ながら、11月20日(月)~11月21日(火)を休業とさせていただきます。休業中にいただいた、お問い合わせにつきましては、11月22日(水)以降に…

  • 85 view

M/Benz GLA250 4MATIC Off-Road

Mercedes-Benz GLA250 4MATIC Off-Road売約済みになりました。2015年1月登録、走行13,250キロ、車検新規ポーラ…

  • 43 view

クルマなんでも相談受付中

只今、クルマなんでも相談を受付ております。クルマに関することでお困りの方は気軽にお問い合わせください。プロから的確なアドバイスをいたします。初めてクルマを…

  • 17 view

天気が良い日は窓みがき!

天気が良い日は窓みがき!ごしごし・ごしごし・・ジャパントレーディングの全車みがきますよ。ごしごし・ごしごし・・天気の良い日に来社したらあやまって磨いち…

  • 28 view

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。