森本です

  1. featured
  2. 45 view

先週の更新で書いたとおり二台の911を復活させました!

こちらは6年ぶりの復活。燃料が満タンな分、ワニスによる堆積物が多くて大変でした。この車両、純正RSショック(ピロアッパー)が付いているので足がかなり締め上げられてます。

ブレーキに若干の引きずりが見られたのでローターの研磨と同時にキャリパーもOHしました。ポルシェのブレーキは「宇宙一のブレーキシステム」と言われるほど車重に対してオーバークオリティなのですが、その主となるのがこのブレンボキャリパーです。画像のように上と下でピストンの大きさが違っていて「異径ピストン」と呼ばれます。ここでウンチクですが、なぜ異型なのかというとパスカルの原理で径の小さなピストンは作動が早く初期のブレーキ動作で働くためコントロールがしやすいという点。もう一つはローターが侵入する側(キャリパー上部)はどうしてもパッドの減りが早くなるために上に小さいピストン、下を大きなピストンにする事でパッドにかかる圧力を均等にする効果があります。どちらも聞いた話ですが・・・。

こちらは5年ぶりの復活。こちらも同様にラインの堆積物は多かったのですが、タンク内の堆積物は少なかったようです。今回勉強させていただいたのは長期保管する際は満タンとかではなく「動かす」事が重要だということ。改めてわかったのは燃料を満タンにすれば結露しないので錆による心配は少なくなり・・・・・これは確かにそうですが911は樹脂製タンクなのでタンク自体は腐食しません。今回の2台も腐食していたのは燃料ゲージの内部と底にあるスチール部分だけでした(これによってゲージは使えなくなってしまいました)。 満タンにすれば結露の防止にはなりますがその分ワニスが下に溜まる量は多くなるということです。そして燃料ライン内では動かないガソリンが酸化してワニスが溜まります。時々エンジンを始動させることでライン内でガソリンが動き、ワニスによる詰まりは予防できます。 放置している車があったら時々動かしましょう!(森本も冬眠から覚めない2年モノのアウディがあるので人事じゃないですが)

おまけ

関係ないですが、今回大活躍したベンツの燃料ポンプです。これを先に仮付けで組み付けて洗浄剤入りのガソリンを回してライン洗浄しました。堆積物が残っていた場合、新品の燃料ポンプを取り付けても再度詰まってしまう危険があるからです。 今回は2台ともスムーズに作業が進みましたが、整備の中では色々な工夫をしていました。

 

.

関連記事

敬老の日をお祝い致します

多年にわたり社会につくしてこられた諸先輩に感謝を込めて、敬老の日を謹んでお祝い致します。老人扱いするな!と叱られそうですが、いつまでもご壮健であられますよ…

  • 68 view

視界良好ワイパーブレード交換のすすめ

ワイパープレードの状態は良好ですか?ヨーロッパ車用、純正・社外・ブレードを取り扱っております。いつでも良好な視界を確保するために早めのワイパーブレードの交…

  • 126 view

地上デジタル放送

2011 年 7 月 27 日に地上デジタル放送へ完全移行します。みなさんのクルマのテレビ、間もなく見れなくなりますよ!でも、御安心を。輸入車純正…

  • 48 view

節分の日

今日は大人が鬼に扮して子どもを驚かせたり、みんなで恵方巻きを食べたり、やると良しとされる縁起事が何かと多い、慌ただしい節分の日です。お父さん、仕事から帰ったら今日は本…

  • 59 view

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。