6月に入り夏も近くなりエアコンの修理がポツポツ入庫する季節になりました。
エアコンガスの漏れで毎年補充を繰り返していたレンジローバーもいよいよ部品交換修理となりました。
以前、漏れの箇所は特定済みなので部品交換のみの作業での入庫です。
以前、エアコンガスと一緒に紫外線を照射すると反応する蛍光剤なるものを充墳させておきました。
外部へのガス漏れが起きている場合、紫外線を照射させれば漏れの箇所が判別出来る優れものですが
この車輌の場合、紫外線を照射せずとも目視にて判別できる程のガス漏れが起きていました。
前廻りを外してエアコンコンデンサーと呼ばれる部品を交換させて頂きます。
コンデンサーの手前にオイルクーラーが装着されているのでこれも取り外さないと交換出来ないのですが
この部品の取り付け部のネジ部がカジッタ状態で取り外しにかなり神経を使いました。
なんとか無事に取り外せましたが今回の様に外れてくれないケースもあります。
その場合ネジ部の修理や最悪の場合、追加の部品交換が必要なケースも出てきます。
車輌年式が低い場合、特に上記の様なリスクが大きくなりますので
見積もりには、結構気を使っているつもりです。(まだまだですが・・・)
無事、交換出来ました。
ガス漏れに加えこの車輌、エアコンコンプレッサーが回らない時があって
その状態でコンプレッサー本体に衝撃を加えてやるとコンプレッサーが作動を始めるといった事もありコンプレッサーも交換させて頂きました。
ガスを毎年補充して使い続けるのも一つの選択ですが予算があればちゃんとした修理をおススメします。
セカンドレンジは部品も高額ですので修理代の総合計はかなりの金額になってしまいましたが
この夏以降は快適に車輌を御使い頂ける事と思います。
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