ESP警告灯点灯と50km/h以上スピードが出なくなったA160が入庫してきました。実際に乗ってみると普通に走るのですが時速50km/hになるとアクセルを踏み込んでもそれ以上速度は上がりません。法定速度内ではありますが、加速しない車というのも非常に危険なものです。
このAクラス(W168)に関してはATの不具合が非常に多くてシフトモジュール~AT本体まで何処が壊れてもおかしくないという先入観があるので・・・まずミッションのフォルトをチェック。あ、やっぱりかというくらいの故障が入ってます。
ATのほかにESPに関するフォルトも入っています。ESPの故障入力によってセーフモードになっているのか?と思ったのですが、セーフモードの場合はシフト固定とフューエルカットになり運転もままならないのですがこの車の場合は50km/h以上出ないだけ普通に運転できます。
続いてABSのフォルトも見てみるとブレーキスイッチの故障が一つのみ。ESPとの関連もあるので交換。 なんとこれだけですべて直ってしまいました。 ブレーキランプが付かないわけではありませんでしたが、この部品は安い部品で単純な構造の割りに単にブレーキランプを点灯させているだけでなくESPと深く関わっているので、ブレーキスイッチ故障で安全装置であるESPのコンピューターに故障が入力されて「ブレーキが危険」と判断。続いて「危険なのでスピードを出すな」という指令がコンピューターに送られて”50km/h以上のスピードが出ないセーフモード”となっていたようです。 今回は実際に車を見るまでは最悪なケースも考えていたのですが安価に修理できてよかったです。
おまけ
VWのジャックナイフ型に対応するキーカバーです。シリコン製でサラサラとした手触りで滑るのでポケットに入れても出し入れしやすくて使いやすいです。カラーは全部で9種類。 今年発売になったばかりですがこの手の商品は色によっては品切れになるので売っていたら早めに買いましょう!森本はオレンジとグリーンが品薄になると予想します。
※ まだ当社では取り扱ってません・・・
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