今回は、エンジンチェックランプが点灯するという修理依頼で入庫したカイエンハイブリッドです。走行上、特に異常は無かったという事でしたがテスターで点検します。
フォルトメモリーの内容を元に点検したところ、左バンク側のカムシャフトポジションセンサーと右バンク側で触媒前側のO²センサーの故障と判明。Ⅴ6エンジンなので了承を得てそれぞれ左右バンク分交換します。
左のカムシャフトポジションセンサーは、インテーク側のみでエンジン前部にあります。
右のカムシャフトセンサーです。
部品は安心の純正品です。
右バンク側のO²センサーです。
左バンク側のO²センサーです。ハイブリッド用の高電圧配線の際に工具を通すのでちょっと怖いです。
外したセンサーは、黒くなっていて走行距離が伸びてきているので劣化があります。
交換後、リセットし再点検したところ異常が無かったので完成しましたが、不調になる前に予防整備が出来たと思います。