今回は、フェラーリ348tsでエンジン不動の点検、修理を紹介します。
点火系に異常は無く、次に燃料系の点検をします。
フューエルポンプのヒューズやリレーに異常は無く、画像のタンクユニットまで
電源は入っているけどフューエルパイプに燃圧が掛かっていないのでポンプが
不良です。これではエンジンは動きません。
タンクユニットを外して分解すると、ゴムのマウントやパッキンが砕けてボロボロに
なっています。
ポンプの中身を覗いてみると、燃料タンク内の水分の影響から錆びて固着
しています。
部品は全て単品なので、ポンプやストレーナーやゴムパッキン等必要な部品を
全て交換。
タンクユニットを元に戻して車に取り付けエンジンを始動し完治です。
これで、これからの春のドライブに向けて準備ができました。