今回はBMWE-46のM3でエンジン不動の点検、修理を紹介します。
igキーを回してもセルモーターが全く動かないのでまず電源から点検です。
これはigキーシリンダーの後側に付くigスイッチで、キーを回した時
セルモーターの電源が出力されるのでこのスイッチは異常ありません。
次にこのEWSユニット(セキュリティー関係)の点検です。
スイッチオン時に電源が入力され、内部のリレー接点が働き出力される
のでこれも異常ありません。
次はセルモーターの点検です。
セルモーターはサージタンクの裏にあるのでタンクを外した状態にします。
中央の赤い被覆の太い配線が付いた所がセルモーターですが、ここまで電源が来てるので
セルモーター本体の故障でした。
部品は信頼性のある純正のリビルト品を使い交換して完治しました。
このM3は10万km以上走行してますが、どんな車でも車齢を重ね、走行距離が伸びてくると
普段壊れない所でも故障してくるので少しでも気になる事があれば、すぐ点検、整備は必要ですね。