札幌市内では日中日陰になる場所に雪が残っているだけで
幹線道路では夏タイヤで走行可能な季節が来ました。
夏タイヤへの交換の為の車両がポツポツ入庫してきています。
近年、道路への融雪剤散布の影響もあり下廻りへの悪影響もさる事ながら
タイヤ交換時の悪影響も少なからず出てきています。
国産車や米車、
欧州車ではボルボやイタリア車などは車側からボルトが出ていて、
タイヤ交換の際、ボルトの上にホイールを乗せて
ナットを締め込んでいくので結構、楽出来るんですが
欧州車の大半はその逆で車側にネジ山が切ってありホイールを被せて
その上からボルトを締めこむ構造になっています。
で、この合わせ面が錆により腐食して取れないんですよ、これが又・・・
上記の画像はホイールの裏面、車側との合わせ面がしっかり錆びてて
ボルトを全部外して左右に振ったり、揺すったりそれでも外れない時は
ホイールが傷つかない様
タイヤのサイド部に蹴りをカマシテなんとか外しています。
次からは楽に外せる様、綺麗に錆を落としてやってハブの合わせ面
上の画像のホイールの中心の丸い部分の凹部に薄くグリースを塗布する様にしています。
!:御自分でタイヤ交換される方は
決して表面の合わせ面に塗布してはいけません。
適正トルクで絞めてもホイールが緩む原因になります。
錆を除去してグリスを塗布する事により
次回は楽に外せる車両がほとんどですが
それでも外れにくい車輛があります。
雨や融雪剤の影響が多々あるのでしょうが困ったもんです。
22インチの新品タイヤ、ホイール ポルシェカイエンに装着予定ですが
車両は只今、お預かりしている最中で
ブレーキキャリパーを全て取り外しレッドキャリパーに塗装中です。
オーナーさんにとっては楽しみにしておられる事と思いますが
今暫く御待ち下さい。
オチとしては路上でパンクした時、ホイールが外れなくて困らない様に
1年点検を受けて頂ければ普通にホイールが外れますよって事ですかね。
オワリ