BMW 1シリーズがABSランプ点灯で入庫してきました。
画像は別の車輛ですが現車も同様、ABS、DSCランプが点灯していました。
テスターにてコンピューターに入力されている不具合内容を読み取るとプレッシャースイッチの入力がありました。
テスターで実測値を読み取ると確かにブレーキを踏んだ状態でも圧力の変化がありません。
プレッシャーセンサーの不良の様です。
困った事に1シリーズのプレッシャーセンサーは
ハイドロリックユニットと呼ばれる非常に高価なパーツの内部に組み込みになっており単品での交換は不可能です。
以前、新品価格を調べた所、
20諭吉位だったと記憶していますが新品の場合
ディーラーさんが所有するテスターによるコーディングという作業が必要になってきますので
さらに金額が掛かってしまいます。
で、営業の長坂氏がネットで修理してくれる業者さんを見つけてくれました。
上記の画像の部品を現車から取り外して部品を送って修理してもらう形になります。
カバーが被さるのでそのままの状態ではエンジンルームからは目視出来ません。
送り返されてきた部品を取付けてテスターでランプ点灯を消去させてやるとちゃんと消灯してくれました。
実はいつもABSユニットの修理を依頼している業者さんには
今回の修理は断わられてしまっていたので初めて以来する業者さんだったのですがいい仕事してくれました。
ランプが点灯する要因は様々なのでトラブルの全てが交換ではなく
修理という形で行えるかというと疑問ですが、
まずは現車の不具合を確認する事から始まりますのでフロントの飯田の方まで御相談下さい。
修理金額も新品交換しての修理の半分以下の金額で済みましたのでメデタシ、メデタシ
とはいえ元が高額なので半分以下とはいえオーナーさんにしてみれば痛い出費だったはずです。
なぜ壊れたかと聞かれれば車の使い方などは今回のトラブルに起因するとは思えませんので
やはり部品の耐久性でしょうか?
あと?なのは修理の為、部品が外れた状態でエンジンを掛けた所、
ABSランプ等いくつかの警告灯が点灯するのは当然なのですがワイパーが高速で作動しっ放しでした。
配線図を見ても理解出来ませんでした。
今の車、車輛に搭載されている幾つものコンピュータがそれぞれデータのやり取りをして構成されています。
さ、さっぱり判りません・・・