たまに国産車の整備もやるのですが
新車の状態で車の下廻りに防腐剤が塗布されている欧州車に比べて錆が酷いのを感じます。
軽自動車ともなると酷い車輛になると錆でフロア部分に穴が開いてしまう程です。
冬季の融雪剤散布の量が年々増加している近年では10年超過の車にとっては深刻な問題です。
フロア部分には普通ブレーキパイプや燃料パイプに加えリアエアコン、リアヒーター付の車輛では
それらのアルミもしくはスチールのパイプがリアまで伸びているのですが
これらのパイプが融雪剤により腐食する不具合の修理が年々増加しているとの事を国産ディーラーに勤務する高校時代の仲間から聞いた事があります。
やはり新車の状態から防腐剤が塗布されているのとされていないのでは後々かなりの差が出るのだと思います。
車輛はE51のニッサンエルグランドです。
この車輛、去年エアコンが冷えないとの事で診断済みですが夏本番を前に修理する事になりました。
フロア部のリアエアコンに繋がるアルミのパイプが腐食してそこからエアコンガスが漏れています。
溶接による修理が不可との事で新品部品に交換です。 (結構な値段でした。) 交換部品が揃うのは来週です。
さてどうなるやら・・・