森本です

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4月に入りました。今月も北海道ならではのネタからスタートです。

これは健康的なブレーキローターです。全体的に銀色に光っているのはブレーキパッドが綺麗に当たっている証拠。

これ・・・光っているのが中央部分しかありませんね。パッドがココしかあたってないのです。

裏面。パッドが1/3しか当たってないということは、ここのタイヤは制動力もそれだけということです。

パッド側。これではブレーキがきちんと機能しないばかりか制動力も激減して危険です。

欧州車のブレーキは制動力もブレーキタッチも国産に比べて上質なのですが、これはブレーキローターとパッドを同時に摩耗させることで実現しています。そのため材質上、ローターは錆びやすくなっていて一度錆びてローターとパッドの当たりが悪くなるとこのような状態になります。近年の融雪剤の影響はブレーキにも影響しています。ホイールから見える部分が綺麗でも裏面がさび付いていてパッドが偏摩耗なんてこともあります。融雪剤が撒かれている以上、対策は特別ありませんがローターは動かさないでいると錆び、ブレーキが動けば(走って止まるを繰り返す)パッドとローターの摩擦で錆は落ちます。週に数回しか乗らない場合や放置してしまうと錆が強固になり、当たりが悪くなり・・・・・と悪循環になります。

定期的なメンテナンスでローターやパッドの異常が出ている場合は速やかにローターの研磨、または交換をしてください。ブレーキは車の中で一番重要です。ブレーキの利きが悪くなったと感じたらすぐにご連絡ください。

 

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