今回は、フェラーリ512TRでセルモーターが回らずエンジンが始動しないという故障を点検、修理したので紹介します。
この点検を受けた当初その症状は見られなく、スターター信号、バッテリー電源、セルモーター本体の点検をしましたが異常ありません。その後、試乗したりエンジンの暖気後一度エンジンを停止したら、再始動できずその症状が発生しました。
スターター信号の電圧を点検すると、5、6vしか無くこれではセルモーターは回りません。今回、自社では初めてですが、古い車でこういう症状の時に使うセルモーター用のマグネティックスターティングリレーを取り付けて完治しました。
話は変わりますが、これからどんどん寒くなって来ると、セルモーターが回らずエンジンが始動しないという故障が増えますが、原因としてやはりバッテリー上がりが主流になってきます。
エンジンのかかりが悪くなったなと感じたら一度点検を薦めます。
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