札幌では1月中にこんなに降雪があった年は何十年振りだろう位に雪が降りました。
会社でもダンプを借りてきて工場の人間が交代で排雪に追われていました。
ただダンプに乗っているだけですからさぞかし楽だろうと思われがちですが作業でネジを回す以上に疲れます。
道が狭くなっているので細い道などで前から大型車やバスなどが来るとすれ違えずかなり苦労しますが
ハザードを出して止めているバスや宅急便などの車輌は停車場所が無く仕方なく仕事で停車しているのですから
イライラせずにお互い道を譲り合い協力しあいましょう。
融雪剤による車輌への影響はこのページで度々記載してきていますが、
経年劣化による車輌本体への影響で深刻なダメージを受けた車輌が修理で入庫しましたので御紹介します。
ベンツの300E W124と呼ばれる一世を風靡したモデルです。
4WD(ベンツでは4マチックと呼びます。)のフロントの足廻りのサスペンション李冽理を支えているボディの一部の溶接が剥離し、
サスペンションが正規の位置から横にズレてしまっています。
本来なら画像の位置にサスが収まらなければなりません。
反対側も剥離するのは時間の問題だったので、
フロント左右のサスペンションやドライブシャフト、足廻りの部品を外して溶接修理を施しました。
錆で剥離した部分の錆を落として補強を入れて溶接しなおして貰いました。(外注で)
かなり高額の修理になりましたがディーラーさんよりはかなり安価な設定にさせて頂きました。
主の原因は低年式モデルの宿命、経年劣化による老朽化だと思われますが、
下廻りの錆び止め塗装を施工すれば少しは延命出来たのかなと思います。
この車輌は下廻りの金属部分の錆びはそれほどでもありませんでした。
が、こういった箇所にも錆は進行しているのだという事を実感させられる修理でした。
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