森本です

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おはようございます。今日から10月。頑張っていきましょう!!

納車整備中のカレラです。ベルト付近の画像ですが手前がオルタネーターのベルトで奥がファンを回しているベルトです。同軸上にありますが、別々に回っています。空冷エンジンは昔ながらのVベルトを使っておりテンショナーがないのでシムで調整します。この車の場合は手前のオルタネーターベルトがずいぶんとプーリーの中に入ってしまっています。

 上が新品のベルトで下が付いていたベルトです。摩耗して細くなった分だけVベルトはプーリーの奥へ入っていくのですが、他にも原因があります。

プーリー本体の摩耗です。これも消耗品の一つです。

画像では伝わりませんが手で触るとすぐに摩耗がわかります。プーリーが摩耗したままだと新品のベルトを付けてもベルト側のVのテーパー部分とプーリー側のテーパー部分が綺麗に当たらないので張りを調整してもすぐに滑りが出てベルトの摩耗も進んでしまいます。

新品のプーリーです。只の皿なのですが一枚6000円以上します(笑)これを2枚使います。これでベルトも新品にして調整します。奥側のファンベルトのプーリーも同様に摩耗しますが高速回転するオルタネーター側の方が摩耗は早いようです。 空冷エンジンはベルトのチェックはコマ目に行ってください。

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