今回は、車検で預かったベンツV280のエンジン不調を修理したので紹介します。
修理の依願事項で、アイドリング中タコメーターの針が上下に振れるという内容ですが、確認すると6気筒のエンジンが5気筒になっており明らかに失火していました。
テスターの診断結果は3番シリンダーのインジェクター内の断線という内容で燃料が噴射していない事がわかったので交換になります。このインジェクターはインテークマニホールドの裏に付られており画像のようにかなり分解してからの部品交換です。今回の症例は比較的分かりやすい物でしたが、中には症状が出ずらい物や頻繁に症状が出ても分かりにくい物がありますので私達は日々勉強し不調の早期解決を目指します。