更新日 5月10日

  1. featured
  2. 40 view

森本です。
今回は車検で行った348のベアリング交換のお話です。


車検でお預かりした348ですが、エンジンから異音がするという事で点検させて頂きました。クラッチを切ると音が止まるのでレリーズベアリングと判断し、 クラッチASSYを脱着。画像のような状態になっていました。ベアリングが破損していましたのでクラッチレリーズシリンダーのオイル漏れ修理も合わせてレ リーズベアリングを交換します。

周辺を清掃し、ハウジング(シリンダー)を交換したところです。348のクラッチは特殊で二重構造のシャフトでエンジン~ミッションへ伝達しています。エ ンジンからの出力が内側のシャフトから来ていて、これをクラッチを介して外側のシャフトへ伝達しミッションへ出力されます。 正直ア○みたいな構造なので すが、このおかげでクラッチ交換は普通の車とは違って簡単になっています。

レリーズベアリングを装着(ベアリングもハウジングもヒル製)。普通の車(マニュアルミッション車)はレリーズシリンダーと呼ばれる油圧のプッシュロッド が別についていてフォークを介してレリーズベアリングを動かします。しかし、348の場合はレリーズシリンダーと呼ばれるものはハウジングとこのベアリン グを指します。

これは先程のハウジング。この油圧ラインから出るブレーキオイル(クラッチフルード)の圧力で、この上に被さるレリーズベアリングを直接押しているので す。だからア○みたいなのです・・・。ハウジングとベアリングの気密はベアリング内のオイルシールによって保たれています。レリーズベアリングはクラッチ を使う度に動きますのでベアリング内のシールは擦動とオイルの気密を同時に保っています。ただ、長期にわたってオイルシールがこの二つの仕事を頑張れるわ けもなく、結果として劣化してオイル漏れとなります。

オイル漏れ、又はクラッチを踏んだら止まる異音に関しては、疑うべきクラッチ内部を点検する必要がありますが、消耗品と割り切って定期的にオーバーホール した方がいいと思います。クラッチケースを下ろすので同時にクラッチもOHすれば工賃も安くすみますよ~。

.

関連記事

長尾です

BMW320テンションアーム交換、ブッシュからオイル漏れしています。車検作業と言う事もあり当然交換していきます。4マチックの為、ドライブシャフトを外します。FR車は外…

  • 50 view

なにかが足りない

今年の秋は何かが足りないな~っと気になっていたのですが、あれ・・まだ初雪が降っていない、そうなのです。こちら北海道では記録的な暖かさが続いていて未だ初雪を…

  • 60 view

マスタング エコブーストのご注文

フォード マスタング 50YEエディション エコブーストのオーダーです。このクルマの正規輸入車は、販売当時350台先行予約限定でした。たった一年間のみの販売で…

  • 157 view

森本です

新年あけましておめでとうございます。今年も宜しく御願いします。去年の更新の続きです。トアレグの車検です。リアのスタビリンクがジョイント部分の錆付きから固着、脱落。リン…

  • 66 view

小林です

今回は、車検で預かったベンツV280のエンジン不調を修理したので紹介します。修理の依願事項で、アイドリング中タコメーターの針が上下に振れるという内容ですが、確認すると…

  • 40 view

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。