森本です

  1. featured
  2. 20 view

おはようございます本日は小ネタを連発します。

エンジンオイルのレベルが適正なのに「オイルレベルを点検!」の警告が出るカイエンターボ。これはそのまんまオイルレベルを計測するセンサーの故障です。画像が作業風景なのですが、エンジンを吊って巨大なサブフレームを下す必要があります。

これがエンジンの真下から見上げたセンサーです。オイルパンに下から刺さっています。見た目は簡単に交換できそうなのですが・・・

外すとこんな感じ。センサーは長いのでフレームと干渉して隙間を作らないと外せもしなければ取り付けも不可能なのです。ネットで検索するとエンジンハンガーでエンジンを吊っておいてサブフレームを完全に下し、アルミ製のエンジンマウントのベースまでも完全に下している画像が沢山出てきます。通常なら早くて3時間前後かかると思います。フレームを下してしまったらアライメント調整も必要になってくるからです。森本の場合は、エンジンを〇〇しつつフレームを〇〇して〇〇して交換しますので2時間くらいでしょうか(笑)

これは違うネタです。ボルボのパワーシート不動(前後のみ)です。点検するとモーターから出ているワイヤーが損傷してレールから外れていました。ワイヤーは修理できないため、通常はシートレールASSY交換、最悪はシートごと交換なのです。ワイヤーといっても”引く”仕事をしている訳ではなく、パワーシートモーターの”回転運動”を伝えるもので、断面は2mmほどの四角形になっています。これがレールのシートベースの極細の四角い穴に合体し繋がっていて前後させているのです。ワイヤーは四角いスチールロッドの周りに真鍮製のワイヤーで四角くグルグル巻かれています。これは一度ささくれ状態になるとワイヤー部分をカットすれば細くなって空転してしまい、形をうまく作っても精巧に作られた形には戻らず今度はベースを合体しません。シートレールワイヤーは修復不可能なのです。今回は森本が〇〇して〇〇したので2時間弱で修理しました。必要部品も発生しなかったので、超大幅に安く上がったと思います。お客様も喜んで頂いたと思います。

お休みを頂いて(めんどくさいですが)家族サービスで神威岬までドライブしてきました。ただいま、スロットルコントローラー(アクセル開度を変えるパーツ)を装着していて燃費を計測しています。最近の電子スロットルのメルセデスベンツにはほとんど対応していますので、使ってみて当社のお客さまにも満足していただけるようなら詳細をアップしていきます。

 

 

.

関連記事

最高級エンジン保護剤マイクロロン

メタルトリートメントリキッド、マイクロロンは、エンジン内部の金属摺動部の摩擦・摩耗を低下させ、回転を滑らかにし、エンジン騒音を防ぎます。また、エンジン…

  • 100 view

小林です

こちらは、お客様から水温の上がりが悪いとのことで、サーモスタットの交換を依頼されたアウディA6です。サーモスタットは、インマニを外しての交換になるの…

  • 17 view

7月末のご挨拶

今日は、7月の末日です。今月もみなさまの暖かいご支援に支えられ月末を迎えております。日頃の感謝を忘れずにより一層、良いサービスを目指し邁進いたします。札幌…

  • 48 view

Porsche 911carrera 993

Porsche 911carrera 993プライスご相談に乗ります1996年6月登録ミツワディーラー車、走行37,213キロ、車検新規、最終空冷、後期バ…

  • 21 view

水車のある街に納車です

お近くのお客様から遠くのお客様まで、日本全国のお客様への販売、納車が可能なジャパントレーディング。なので、今回は水車のある街まで納車に伺いました。雪解けも進みドライブ…

  • 32 view