Ferrari 500TR SPIDER SCAGLIETTI
ENGINE IN-LINE 4 DOHC POWER 180HP 7.000RPM
TOPSPEED 245KM/H
TR、赤い頭テスタロッサの名前は、500TRで生まれました。
ランプレディ設計の4気筒エンジンを、
かつてアルファ&マセラティのエンジニアだった
アルベルト・マッシミーノがエンジンを熟成させました。
2座スパイダーボディのデザイン及び製作はスカリエッティ。
デビューレースは、ピーターコリンズとマイクホーソーンが
強力なマセラティを追い越そうとしていた
1956年のモンツァスーパーコルテマッジョーレ。
500TRは、幾多の勝利を挙げエンジンのさらなる開発は、
ルマンに間に合うように準備された2.5リッターバージョンをもたらし、
625LMへと派生します。
この後、TRの名前は消え、
フェラーリはV12パワープラントに戻ります。
時を経てTRという名前は、
1980年代に再びフェラーリ車を飾ることになるのです。