BMWのエンジンの乗せかえです。車両からエンジンを降ろすにはミッションを外すか分離しておいてフロント周りを分解して前に引き出す方法、上に引き上げる方法、下に下ろす方法があります。今回はミッションを分離せず同時に下に下ろしました。
降ろしてからミッションを分離してエンジン単体になった状態。ここからハーネス(配線)、ECUなどをドナーエンジンに移設して組み上げていきます。見た目と違って体力的には大変ではありません。が、凄まじく頭を使います。
森本メモ。作業開始から30分刻みでポイントをメモっていき、折り返しのスピードを早める工夫をしました。 重整備は作業時間が長いのでリフトを使うと、その場所は動かず稼働しません。場所も多く使いますし担当する自分は他のメカニックと違ってクイックにも回れません。気も遣わせます(笑) よって、いかに作業時間を短縮して周囲に「早えーなあいつ・・」と言わせる位のペースでないと駄目なんです。次の仕事が待ってるわけですから。
無事に終わりましたが、正直言ってこの手の作業は年に1回でいいです。
頭を普段の数倍使います(笑)