最近は360チャレンジのタイミングベルト交換から始まって立て続けに時間のかかる仕事をしている森本です。今回はまず993ターボのオイル漏れ修理。ターボはなぜか左バンクからのオイル漏れが多いらしいです。上下にカムカバーがあり、上側は何も考えずにひたすら周辺を外していけばカムカバーと『こんにちは』なので熱変形した樹脂製のカバーとガスケットを交換して終わりなのですが、問題は下です。
下側のカムカバーは半分しか見えません(笑) しかし、ポタポタとヒートエクスチェンジャーに垂れては白煙が上がっているので直さないといけません。当社で購入して頂いた車なので尚更なんです。 ということで通常はバンパー、マフラー、エキマニ付きでタービン、ヒートエクスチェンジャーなどを外さないといけないので一日仕事なのですが、今回は時間の関係でこのままオイル漏れを止めました。ま、詳しくは書きませんが確実に止まっているようなので良しとします。白煙とはしばらくオサラバで一件落着かと思いきや、ラムダセンサーも駄目になってしまいました。993も旧車の仲間ですのでホント何があるかわかりません。
続いてはエンジン音がうるさくなってきたという依頼のボクスターの修理です。試運転するとエンジンではなく、足回りのようです。リフトアップして点検し確定したのがハブベアリングです。
ポルシェのハブベアリング、ナックルがアルミのボクスターやケイマンの場合はベアリングの組み付け時に100℃に加熱するとの情報もありましたので自社での組み替えは諦めかけていましたが、工具を駆使したらなんとかなりました。交換後は不快な異音もなくなり快調になりました。
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おまけ
休日に自分でコーティングした1号機のアウディです。 コーティングといっても最近のガラス系ではなく、自分は昔からオートグリム信者なのでウルトラディープシャインを使って磨いています。ひたすら塗り込んでは磨くの繰り返しで疲れました(笑)