おはようございます。今週も張り切っていきましょう!
シボレー・タホのリアブレーキキャリパーです。普通にブレーキパッドを交換してペダルを踏んで踏みしろを確認後、タイヤを回して引きずりをチェックするとロックしていました。走行距離が10万キロオーバーの車両は本当に何が起こるかわかりません・・・・。
キャリパーは完全にロックしてしまいました。走行距離も考えてOHではなくキャリパーASSYで交換することになりましたが、ロックしてしまったキャリパーを外すのは並大抵のものではありませんでした。最終的に破壊しました(笑) 画像のようにピストン上部が粉砕されてます。このタホは新品キャリパーによって完治しましたが、ダメになったキャリパーが気になるので捨てる前に分解を試みます。
2ポッドキャリパー(ピストンが二つあります)なのですが、両方とも固着してました。一個だけちょっとだけ抜けてきましたが、これ以上はダメです。
森本専用のハイパワーエアガンの圧力でもダメでした。結局、この一個はバイスで挟んでグリグリしながらようやく抜けました。錆が凄いです。
問題はもうひとつのピストン。見た目でダメなんですが、こちらもバイスで回してみます。
ありゃりゃ、割れてしまいました。完全にダメですね。パッド交換の前はこのピストンも動いていたのです。新品パッドに交換するために奥まで縮めたのですが、内部で錆が発生していた為に、その部分でロックしてしまったようです。
今回のタホは違う原因ですが、キャリパー固着の代表的な原因の一つが画像のピストンを覆っているダストブーツの破れです。ここが破れているとピストンに水が浸入して錆を発生させます。下廻り同様、ブレーキも融雪剤の影響を受けますので道内で使う車輛はブレーキもシビアな点検が必要になってきます。このダストブーツなのですが、パッドが減るとピストンも伸びて覆っているブーツも一緒に伸びます。伸びた状態が一番破けるリスクがあるのですが、つまりパッドが減ったままの車両はブーツは伸びたままの状態なわけです。パッドが厚みのある状態だとピストンはほとんど縮んだままなのでブーツも伸びてません。
パッドは使い切る!という考えの方もいますが、実はこういったリスクもあるのです。そしてあまり車を動かさない車は当然ブレーキも動いていないのでピストンも固定されたままです。つまり固着しやすいということ。車は動かさないと調子が悪くなる・・・というのはエンジンだけでなくブレーキも足回りも(厳密にはショックやアームのブッシュなど)動く部分にすべて言えることです。
おまけ
ネットで宝くじを時々買うのですが、先月購入した宝くじの当せん結果(21日抽選分)を見たら画像のような感じで「確認中」となっていてずっと更新されませんでした。この状態は夜まで続いていて、まさか、まさかの!?高額当選か!??とドキドキしていました。 ついに・・・
猫様の御利益がキターーーーッ!!!!と思ったのです。
そして結果は!
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・・・・。
みずほさん、あまり期待させないで・・・・。