自社でエンドックス施工といえば森本氏が有名なのですが、
最近3台程自分の方で施工作業がありました。
施工自体はそれほどの時間は掛からないのですが塗装面の保護の為の準備時間にかなりの時間を費やします。
ここまでやるとすでになんの車か判りません。
BMW MINIです。
欧州の車は新車の状態でフロア部に防腐剤が塗布されていますが
足廻り部品などには施されていませんので施工します。
この車輛はほぼ新車に近い状態ですので錆の転換剤は使用しませんでした。
エンドックスの施工が必要なのはむしろ国産車だと思います。
コスト削減の為かフロア部に防腐処理は一切行われていませんので上記の画像の様な状態になります。
こうなる前に施工するのが理想ですが施工の有無で後々かなりの差が出てくるはずです。
酷い車輛になると軽自動車などはフロア部が腐食して穴が空くほどですから。
ドア下などはマスキングテープを使い新聞紙などを貼っていくのですが広告などにどうしても目がいってしまいます。
スーパーの広告などでは「あ、ここ今日卵安売りしてる」と言っても当日の広告じゃないので何の意味もありません。
森本氏は広告を見て招き猫を購入してました。
画像はベンツのフロア部ですが特にフロントからリアへ向かうスチール製のパイプ
主にブレーキパイプや燃料パイプなどは重視して塗布してます。
缶の手前に見えるカスがエンドックス塗布中に空気中に舞ってボディに付着するのを防ぐ為
車輛全体をマスキングする訳です。
缶の手前に見えるのがエンドックスのカスなのですが
車輛にとっては非常に有効な商品なのですが人体にとっては非常に有害な物質でして
このカスを吸って人体に取り込むと消化吸収されずそのまま肺に蓄積する発がん性がある物質です。
ですからこんなマスクをして重装備にて施工をしてます。
冬季になってからでも施工はしていますが施工を検討されている方は
本格的なシーズンに入る前に施工をお勧めします。
気温の差で多少表面へのエンドックスの吸着具合が違う様な気がします。
(気のせいかもしれませんが)