おはようございます。天気は今ひとつですが今週も頑張っていきましょう!
最近は立て続けに純正キセノンバルブ(HID)の修理がありました。社外HIDも含めてですが、ハロゲンに比べて長寿命という触れ込みで登場したキセノンバルブなのですが故障がやたら多いのです・・・。故障したら高額修理になる場合が多くて明るくて快適な反面、これだけ技術が進んでもデメリットも兼ねています。画像は故障したキセノンのイグナイター。ワーゲンのパサートのものです。D3バルブなのでこのイグナイターが一体になっていて高額なのです。 最近はこのD3バルブをイグナイター別体に変える商品も出ています。変換用イグナイター(ソケットになります)を装着することでD2Rなどのバルブが装着可能になり、次回からはバルブのみの交換でOKになります。
これ以外にもキセノンはケルビン数を変更することで明るさを変えることもできます。ただ、注意して頂きたいのはケルビン数を上げれば上げるほど明るくなるのではないということ。逆で上げれば上げるほどブルーに近くなり、路面を照らすことが難しくなります。簡単に言いますとアスファルトに光が吸収されるのです。雨の日など路面が濡れている場合はとくにそうです。真っ白な冬道はケルビン数が高いほど光が反射されて明るく感じますが実際は逆だということです。 純正のキセノンが4000ほど。これの上の6000くらいが無難です。8000になると光の吸収で見えずらく感じると思います。 昔から雨天などに使うフォグランプがなぜ黄色いのか? これが一番わかりやすいと思います。
ちなみにキセノン(HID)を世界で最初に装着した車は?という疑問ですが、ウィキによれば「世界で最初に実用化されたのは1991年に登場したBMW・7シリーズである。また、日本車で初めて設定された車種は三菱ふそうの大型トラック、スーパーグレート(1996年(平成8年))、乗用車は日産自動車・テラノ(1996年9月)である。」とありますが、一部では量産初は993ターボのリトロニックだ!とう説もあります。この押し問答みたいな話はボッシュの特許が絡んでいるようで、今となってはHIDなんて当たりまえの装備なのでどうでも良い話です(笑)
おまけ
お墓参りの帰りに三石の海岸で遊んできました。画像左の長男は生まれて初めての海でしたが、やはり 知らないというのは恐ろしいもので勝手に海に入って波にさらわれてこの画像の直後、おぼれました。 考えてみれば私が小さい頃、祖母に「お盆は足をひかれるから海に入るな」と言われたことがありましたが本当かもしれません(笑)