フォルクスワーゲンのトゥアレグが1年点検で入庫してきた際、灯火の点灯確認をしていた時のことです。
片側の後退灯が不点灯だったのでどうせ球切れだろうと思いバルブ交換を行おうと作業していました。
通常バルブ交換なら表面のレンズを取り外す、
もしくは裏側からバルブが嵌っているソケットを取り外してバルブを交換するのが一般的な作業となります。
がこの車輌後退灯が装着されるレンズがバンパーカバーの裏からネジ止めされており
工具が入る隙間も無く結果バルブ交換の為にバンパーカバーの脱着が必要になります。
インターネットで調べても同じような画像が出ていました。
この外装部品の脱着という作業、中井は非常に苦手でして
特に一度も外した経歴がないと取り外す時非常に硬く嵌りこんでいてかなり気を使います。
やはりバルブが切れていたので交換させて頂きましたが
たかがバルブ交換でここまでの作業を行わなければならないとは・・・
せめて新車から従来のバルブと比較して切れにくいLEDバルブを組み込んで欲しいもんです。
(LEDだからといってバルブきれを起こさない訳ではありませんが切れにくいのは確かです。)
部品代より作業工賃の方が高い例の内容の作業でした。
近年の車輌では前側なら同じ様にバルブを交換する為にヘッドライトごとの脱着が必要な車輌も多く手間が掛かります。
ユーザー自身が気軽に球切れを修理出切る様な車輌は一世代前の車になりつつあるとい事でしょうかね。