w220(ベンツSクラス)のATのシフトセレクターです。一度だけPレンジから動かなかった事があったということです。現在は正常ですが、この症状が出たら”動くうちに”修理をお勧めします。
これを外すには周辺のパーツ、センターコンソールをゴッソリ外す必要があり、Sなんでウッドパネルとレザーに傷が付かないように気を使います。泣きそうになりながら慎重に作業を進めます・・・。
見えますかね~。シフトロックを解除するレバーがプラスチック製でこれにクラック(ヒビ)が入っているのです。変形しているので当然動きが鈍くなります。キーONで電磁バルブがこのレバーを動かしてロック解除するのですが、当然伝達されなくなりPレンジからは動かなくなります。本来これを修理するにはセレクターを丸ごと交換するしかありません。部品代約12万円+コーディング+工賃なので20万弱くらいです。しかもレバーがプラスチック製なら再度壊れる可能性もあるわけです。しかし!
今ではセレクター単体での修理が可能になってます(コーディングも不要)。分解してレバー部分のみを交換するのですが、なんということでしょう!レバーが金属製に!!これで半永久的にPレンジから抜けない!なんてトラブルとは無縁になります。ご心配な方は予防でこの金属製に変更されてはいかがですか?本気でお勧めします。万が一、完全にこのレバーが折れるとPから力ずくでも抜けないでしょう。そしてレッカーで泣く事になります。なぜならベンツには強制的にシフトロックを解除する術がないからです。さらに整備士も困ります。Pレンジのままだとこのセレクター自体も取り外しが難しくなってます。セレクターを取り外す為のボルトの上にPレンジの位置でピンが飛び出す構造になっていて取り外し自体を邪魔します(笑)。さすがベンツです。笑うしかありませんね(笑) しつこいですが予防で対策品への変更をお勧めします!!
一昨日、昨日と森本は一日中ダンプに乗って排雪してました。画像は排雪の順番待ちの状態です。特に一昨日は雪堆積場が混雑して大変で日高吾郎ショーを聞きながらひたすら待つ状態が続きました。二日がんばったのですが憎い雪山の見た目はあまり変わってないようです・・・・・・。
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