Ferrari 250 GT SPECIALE
#0425 1956年 ENGINE V12 60° OHC POWER 240HP
7.000RPM TOPSPEED 252KM/H
7月のフェラーリカレンダーは、
フェラーリ 250GT ベルリネッタ スペチアーレ。
1956年、フェラーリはピニンファリーナにショーカー用の制作を依頼しました。
多くのユニークな装備を備えたこの限定車は、
後にフォードがマスタングで模倣したファストバックデザインなど、
前衛的なアートのような魅力あふれるクルマに仕上がっています。
後に米国に売却されカリフォルニアでオリジナルの状態のまま放置されていましたが、
1989年のペブルビーチ コンクールデレガンスに、
オリジナルのメタリックグレー塗装とレッドの内装に修復され展示されました。
更に2013年ペブルビーチ コンクールデレガンスでは、
M-1フェラーリグランドツーリングクラスで見事1位を獲得しています。
コロンボ12気筒に4速ミッションでダブルウィッシュボーンの乗り心地は、
古き良き、熱いフェラーリの時代にタイムスリップするのでしょうね。
今週上演予定の映画フェラーリは、1957年が舞台です。
気持だけは、250GT スペチアーレに乗って観にいきたいと思います。